2016年読んだ本
- 1/2火星の人
- 1/16人間にとって成熟とは何か
- 1/17悲しみのイレーヌ
- 1/18部屋
- 1/18痕跡本のすすめ
- 1/19何者
- 1/20狭小邸宅
- 1/22圏外編集者
- 1/23独居老人スタイル
- 1/23自分を生きられないという病
- 1/26ルポ 消えた子どもたち
- 1/26御不浄バトル
- 1/27永い言い訳
- 1/29漢方小説
- 2/4池澤夏樹=日本文学全集08 日本霊異記録/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集
- 2/5あさになったのでまどをあけますよ
- 2/11エンジェルメイカー
- 2/12池澤夏樹=日本文学全集03 竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記
- 2/14夕暮の緑の光
- 2/16ニューカルマ
- 2/17マーチ博士の四人の息子
- 2/18幕末単身赴任 下級武士の食日記
- 2/19老後破産 長寿という悪夢
- 2/19アメリカ最後の実験
- 2/19パンク侍、斬られて候
- 2/20無国籍の日本人
- 2/21破滅の石だたみ
- 2/22ザ・ロード
- 2/24告白 町田康
- 2/28マルドゥック・スクランブル
- 2/28解錠師
- 2/29社会人大学人見知り学部卒業見込
- 2/29島田清次郎 誰にも愛されなかった男
- 3/4想像ラジオ
- 3/6ハミザベス
- 3/6ドキュメント 死刑に直面する人たち
- 3/9本日はお日柄も良く
- 3/12虐殺器官
- 3/24それからはスープのことばかり考えて暮らした
- 3/30うそつき、うそつき
- 3/30秘島図鑑
- 4/3レヴェナント 蘇りし者
- 4/6絶叫委員会
- 4/10素晴らしきソリボ
- 4/16わたしは英国王に給仕した
- 4/21ムーンパレス
- 5/16最貧困女子
- 5/31ヘンな論文
- 6/1紋切型社会
- 6/8くう、ねる、のぐそ
- 6/9昔は良かったと言うけれどー戦前のマナー・モラルから考える
- 6/9スクリプトドクターの脚本教室初級編
- 6/11さよなら、シリアルキラー
- 6/11東京右半分
- 6/15仁義なきキリスト教史
- 6/16ニセ医学に騙されないために
- 6/17事件現場清掃人が行く
- 6/18ヤノマミ
- 6/20日本の風俗嬢
- 6/21セックスセンス
- 6/25内向型人間の時代
- 6/30へろへろ
- 6/30試練は女のダイヤモンド
- 7/1ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か
- 7/2おもかげ復元師
- 7/4すべてはモテるためである
- 7/5翻訳できない世界のことば
- 7/5危険動物との戦い方マニュアル
- 7/7性風俗のいびつな現場
- 7/10泡沫候補
- 7/11驚きの介護民俗学
- 7/14人生パンク道場
- 7/14ワイフプロジェクト
- 7/
20私たちがプロポーズされないのには101の理由があってだな - 7/21世界の辺境とハードボイルド室町時代
- 7/25サイキック・マフィア
- 7/26奴隷のしつけ方
- 7/27ギケイキ
- 7/28名前も呼べない
- 7/29見えない私の生活術
- 7/30もう年はとれない
- 7/31陽だまりの彼女
- 8/2顔ハメ看板ハマリ道
- 8/6意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること
- 8/7トラウマの国
- 8/8凍
- 8/10ロマンティックあげない
- 8/21バーのマスターはなぜネクタイをしているのか
- 8/27「病は気から」を科学する
- 8/28けむたい後輩
- 8/31さよならクリームソーダ
- 8/31本を読むときに何が起きているのか ことばとビジュアルの間、目と頭の間
- 9/1北朝鮮 14号管理所からの脱出
- 9/2男という病
- 9/3ミッキーは谷中で六時三十分
- 9/13隣の家の少女
- 9/16戦前の少年犯罪
- 9/19地上最後の刑事
- 9/21損したくないニッポン人
- 9/22脳が壊れた
- 9/24情け深くあれ 戦国医生物語
- 9/26英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄
- 9/29しんがり 山一証券最後の12人
- 9/29いのちの初夜
- 9/29作家と一日
- 10/3ルポ 中年童貞
- 10/11予想どおりに不合理
- 10/12あまりにも騒がしい孤独
- 10/14憧れの女の子
- 10/20その後の不自由「嵐」のあとを生きる人たち
- 10/21センス入門
- 10/25その日暮らしの人類学
- 10/26蘇生科学があなたの死に方を変える
- 10/27りこんのこども
- 10/27傷だらけの店長
- 11/1夜空はいつでも最高密度の青色だ
- 11/3古代ローマ人の24時間
- 11/4家族無計画
- 11/6はじめての不倫学
- 11/10貴様いつまで女子でいるつもりだ問題
- 11/11TED TALKS スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド
- 11/15ツリーハウス
- 11/16臆病者のための株入門
- 11/17のんのんばあとオレ
- 11/18謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア
- 11/19ストーカー加害者:私から、逃げてください
- 11/23不愉快な事には理由がある
- 11/25ぼくは悪党になりたい
- 11/27これでよろしくて?
- 11/28読めよ、さらば憂いなし
- 11/29分子レベルで見た触媒の働き
- 11/30少年の名はジルベール
- 12/4ミスター・メルセデス
- 12/9プリズン・ブック・クラブ
- 12/16世にも奇妙な人体実験の歴史
- 12/22不潔都市ロンドン
- 12/23女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり
- 12/24経理部は見ている
今でも内容が心に残ってて、説明しやすいものを。
- わたしは英国王に給仕した
わたしは英国王に給仕した (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)
- 作者: ボフミル・フラバル,阿部賢一
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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ボーイからホテルの給仕まで出世していく様を、トルコ史を知っていればより深く楽しめるだろうなあ。
読んでいてずっと映像が浮かぶという体験をしました。上物ネクタイひとつで、人は見る目を変えるのね。
「お前は何にも見てはないし、聞いてもいない。けど、お前は何でも見て、何でも聞いていないといけないぞ」という接客の基本が教えとして一貫してストーリーの根底にあり続ける。栄光と転落。
読み進めていくうちにグランド・ブタペスト・ホテルの原作かと思ったけど、違うみたい。
- サイキック・マフィア
サイキック・マフィア―われわれ霊能者はいかにしてイカサマを行ない、大金を稼ぎ、客をレイプしていたか (Skeptic library (05))
- 作者: M.ラマーキーン,皆神龍太郎,M.Lamar Keene,村上和久
- 出版社/メーカー: 太田出版
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エセ宗教とか、健康食品とかね、いかにそれがインチキなのか、あなた騙されてるよ、搾取されてるよ、と客観性ある化学的・物理的根拠を持って説明しても全然受け入れてくれないこと、多々あるじゃないですか。なぜそうなるかの心理をだましてた側が回顧しながら説明していく構成。わかってるけど、でもお金結構つっこんじゃったから、今更うけいれられません!という心理は、ギャンブルに似てるね。
- 脳が壊れた
脳梗塞やっちゃったライターの渾身(ホントに渾身)のルポ。脳梗塞を経てどんな兆候、症状、感情発露や手先が自由に使えないことによる不便さがどのように表れていくか、どんな戸惑いがあるのかなど、非常に自分をつぶさに観察して書かれているので、身内が脳梗塞やりましたーという方には内面理解の手助けになるだろう。脳梗塞起きてなくても兆候を知るためにもぜひ。とても読みやすいです。
- 北朝鮮 14号管理所からの脱出
ミサイル飛んできたり長男暗殺されたりとタイムリーですが、全然見えてこない北朝鮮人民はどんな暮らししとんの?この本に書いてあることが真実とするなら、国を名乗るのもおこがましいなとも思える。想像を超えて地獄。搾取、相互監視…。ディストピアがお好きならぜひ。もっともこれは、現実のようですが…。
- 夜空はいつでも最高密度の青色だ
10~20代の若手メンヘラ女子のみなさまは、最果タヒを読めばTwitterでポエム書くこともなくなるんじゃないだろうか。
あなたが一人で抱えている(と思っている)さみしさは、全部ここにあるよ。最近映画にもなってましたね。
俺は本をおすすめするよ。
謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア (集英社文庫)
- 作者: 高野秀行
- 出版社/メーカー: 集英社
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現代ソマリランドと室町時代、時代も国も違うのに文化が似てない?専門家同士ちょっと話してみようや→おんなじやん!という対談集。ここから読んでも充分過ぎるほど面白いが、謎の独立国家~を先に読んでいるとより室町時代についても知りたくなるでしょう。文化が違いすぎるとその地の暮らしはファンタジー。
カート(麻薬)を噛み噛みしながら会議するて。ソマリランドは現金よりSMS送金決済が本流。エムペサの現地での幅を利かせ具合もしっかり描かれているので、仮想通貨追っかけてる人は実際SMS送金がどんなものか、どのように浸透しているかの理解にもなると思います。逆に俺はここでエムペサを知ってから仮想通貨にハマったクチです。
ジャンルに偏りを感じるな~。